都心で働く新社会人へ

新進気鋭のコラムニストありまとうじです。

今日は4月から社会人になる人たちへ向けたエントリです。といっても、社会人とは……みたいな大上段から語る内容ではありません。
都心で働く人達、というか銀座線に乗る人へ向けたものです。銀座線は暗黙のルールが他の鉄道車両とは異なることを説明したい。

実践すべきルールは
1 座席の前まで移動する。
2 座席があいてたら座る。
3 座席の前で立ってて目の前の席があいたら、迷わず座る。

この3つを是非、実践して欲しい。これで君たちの地下鉄ライフはより快適なものとなる。

何言ってるの?と思う新社会人もいると思う。
順を追って説明しよう。

まず、銀座線は東京の他の車両と比べてサイズが小さい。これが他の車両に乗る際とは違う乗り方をしないといけない理由の背景にある。

移動距離が割と長くないってのも影響してるのか、都心の鉄道車両に乗る人達は、座席の前まで行かず、扉の前あたりに陣取って乗る(立ってる)人達が多い。これは銀座線に限らず、そんな感じだろう。
銀座線でこれをやると邪魔になる。
元々扉の前に立って乗ってて、新たに乗ってくる人達がいるから座席の前に移動しようとしても、既存の扉近くに立ってる人が邪魔で座席の前に移動できない。新たに乗ってくる人達も同様だ。結果として扉の近くのスペースだけ人が多くなるという悪循環に陥る。1000系が走り始めた昨今、銀座線に乗るがよく見かける光景だ。

この悪循環を絶つために、例え移動距離が短くても乗ったら座席の前に移動する必要がある。

座席前に移動して、空いた座席を空けたままにしておくのも同様の悪循環に陥らせる。他に座りたい人がいるかな?と厚意で座らないという判断なのかもしれないけれど、銀座線に乗る際に限ってはそれは間違いだ。
車両の小ささゆえ、割と近くに立ってる人でも空いた席にたどりつけないことが多い。つまり目の前の空いた席に座らずに立っていると座席1つ分のスペースをむだにすることにつながる。
だからこそ、銀座線乗り込んだ際には席が空いてたら座るっていう行動が基本となる。

社会人を長くやっている人でも銀座線に乗る際にこのような行動ができていない人が多い。
4月になったら新社会人の皆さんには、扉の前はものすごく混んでて座席の前は空いている銀座線を駅のホームで見かけて、今回の暗黙のルールを実践してもらいたい。